みんながんばってるんだな
帰り道、偶然、私の行きつけヘアサロンの店長に出会った。
彼は、私の担当でもある。同じ年で、3年くらいの付き合いになる。今年、結婚したばかりの新婚ほやほやだ。

そういえば、昨日ハガキが届いていた。
内容は、新規オープンに伴って転勤するというお知らせで、「今後をご相談しましょう」と書かれていた。

聞くと、共同経営している別の店長が、ある店舗をつぶしてしまい、彼が新規店の転勤に抜擢されたとのこと。連日、3時ころまで店舗で働き、それから私のところに届いたお知らせはがきを作っているのだとか。しかも、お店ができて5年。蓄積された顧客リストを元に、寝ないで送ったハガキの3分の2は、移転などで戻ってきてしまうという。
お店をつぶしてしまった別の店長も帰れずに、ホテル暮らしだとか。

新しいお店は、駅から2分の好立地。電話もまだなければ、店もできていないらしい。
「一番おもしろい時じゃん」という私に、彼は「そうだけどさ~、正直つらいよ」と。
1店舗たたんだ後のリベンジ。
彼らにとって全く未開の土地。
今ある店舗から顧客を引っ張るには少し遠く感じられる距離。
しかも、ハガキの戻り(不在連絡表)の数からも見込める顧客数も少ない。
体力的にきつい日々。
挑戦・期待に胸躍らすとは言ってられない。
彼に思い重圧がのしかかるのは、痛いほどわかった。

この年になると、楽な仕事はない。楽しいだけの仕事なんて本当にない。
胃が痛くなるような厳しい状況をどうにか乗り越えなければならない。しかも成果を出さなければならない。
スタッフを雇用し、教育し、マネージメントして、顧客管理し、新規開拓も。
店長は1つの会社のさまざまな部門が行う全てをこなさなければならない。
不安も焦りも振り切り、自分で判断して動いていかなければ何も始まらない。
自分一人じゃないけど、自分がやらなきゃどうにもならない切羽詰った状況。
30代なんて、どこも似たような状況ですな。

私は、彼の新規店に行くことを約束し、彼の背中にそっとエールを送る。

                                          Fight!
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by y.asd_xxx | 2004-08-03 00:13 | ふと思うこと