カテゴリ:とにかく走ってます!( 24 )
ためらいの日々
ブログの訪問者数が1万人を突破しました。
ありがとうございます。
そして、たくさん訪問していただいているのに、あんまり更新できずにすみません。

仕事上、mixiに登録することになり、でも使いこなせず悪戦苦闘。
取材や撮影や出張も重なって忙しかったし。
ははは・・・すべていいわけですね。

でも、そんなことより、
ブログに書いたことで傷ついた方がいらして、ちょっと反省したり、
「ブログを見たよ」と言われ、ネットの世界の自分が現実に引きずり出されたようではずかしかったり、
そんなこともあって、なかなか書けずにいました。

ここで書いてきたことは、すべて私が思うことで、うそではない。
でも、小さなことを大げさに書いたりはしたかも。
なぜなら、自分の思いを発散したり、整理したり、消化したり、納得させたりする場であるから。
そして、これを書くことで、自分と同じように思っている人が、「わかるわかる」とうなづいてもらえればいいな、なんて思いながら書いている。

新しい媒体は、「形のないものだから楽しい」と一緒に仕事する人が言っていた。
でも、形のないものほど、怖いものはない。
方向性を自ら導き出さなければならない。
自分の力量で作れるカタチ
自分が作りたいカタチ
経営者が求めるカタチ
営業が求めるカタチ
地域が求めるカタチ
読者が求めるカタチ
すべてを総合して判断して、編集者が道を切り開いていかなければならない。
自分が正しいのか、何を信じていいのか、何を見失っちゃいけないのか
迷うし、ためらう。
編集者同士で、同じ戦友同士でぶつかりも合う。
葛藤が自分の中で抑えられずに、周囲にまでストレスを与えてしまう。
「いつまでやるの?」
「何がしたい?」
「どうする?」
そうした投げかけに、不用意な自分の一言がきっかけで、さまざまなことに大きく作用するのが怖い。そして、だんだん無口になる。
気づくと、みんながみんな疲れている。
自分が力が足りないから、こんな雰囲気になってしまったのだろうか?
自分もすごく嫌味な雰囲気を発している。
このままじゃ、いけない気がする。
自分に何ができるんだろう。
自分は何をすべきなんだろう。
答えが見つからない。

友人も助けたい。
でも、どんな手を差し伸べたらいいのかわからない。

まず、小さなことから喜んでみよう。
カタチになる喜びこそ、編集者の醍醐味だから。
[PR]
by y.asd_xxx | 2005-03-29 01:59 | とにかく走ってます!
倒れていいですか?
仕事もひと段落したはずなのに、
反省会だ、精算だ、次号のスケジュールだと一向に落ち着かず、
そして、どうもいまいち体調が悪い。

あまりにひどい肩こりは長く伸びきってしまった髪のせいだろうと思い、
先週末、髪を切りに行く、その後、マッサージに行った。

整体を取り入れたマッサージ屋さんで、
かなりツボを心得ていて、いい痛みが身体に走る。
そのマッサージ師さんによると、左肩だけが異様に凝っている。
思い当たる節はある。
会社の大きなデスクトップが、机に乗り切らず、斜めに置いてあり、
自動的にキーボードとそれに向かう自分も斜めにならざるを得ないので、
左肩に負担がかかっているのかも。

さらに、彼曰く、足の裏で胃腸のつぼがパンパンに這っているから、胃腸が弱っているとのこと。
確かに、言われてみれば下痢と便秘を繰り替えしてるかも(・・・っていうか、今に始まったことではないので、意識さえしていなかったけど)

「働きすぎですよ」な~んて、優しくささやかれたりすると、
泣きそうになる(実際は全く泣かないけど)。

癒されて帰った翌日は出張で、
長い会議の後、営業さんと飲み。
軽くご飯食べて、ビール2杯くらいしか飲まなかったはずなのに、
家に着いたら吐いた。

ああ、弱っている。

その翌日も、起きて「肩こり」「頭痛」「胃痛」「下痢」「冷え性」からくる冷えでなかなか起きれない。胃潰瘍って感じじゃないな。たぶん、自立神経失調症くらいかな、なんて考えながらも、無理やり起きて、新しく依頼された仕事を対応しなきゃと、なんとか自宅からメールで納品。

会社に向かう途中、着信履歴5件。
駅降りて、電話かけまくり、対応して、
会社に着いたら、今度は会議資料の作成。
そして、同僚から告げられる、営業所から『怖い』とのクレーム。
営業の子が私のせいで弱っていると。私のせいでつぶれちゃうかもくらいのことを告白される。
そこまで気を遣ってられませんて、正直。
これ以上、私にどうしろというのさ。
と思いつつ、明日、営業さんにフォローメールとか送っちゃうんだろうな、私って。

ああ、わたしだってつぶれそうだよ。
倒れていいですか?????
[PR]
by y.asd_xxx | 2005-03-10 01:50 | とにかく走ってます!
今日の心の叫び
昨日、営業に催促メールしたから、フォローと確認の電話しなきゃ
自分で原稿を書いたところ、編集長から修正が入っちゃった。直さなきゃ。う~ん、言葉が出てこない
文字数合わせなきゃ
やばい、初校出ししなきゃ
初校だししたところ、電話で戻しの催促しなきゃ
電話つながんないよ。なんで? ああ今日定休日じゃん。最悪
ああ、これ、まだ写真回収してないや
写真来た~。ありがとうって返信しなきゃ
赤字がどんどん来る。転記しなきゃ
初校出たけど、やだ~これ入れてって書いたのに、すっぽり抜けてるじゃん。も~
ああ、初校だししたところ、名前間違ってるって怒られちゃった(最悪だ。ぐすんっ)
やったクライアント責了だ!このクライアントレスポンス早いから大好き。
そうだ、写真分解だししていいよって、デザイナーさんに連絡しなきゃ
イラスト修正したのがメールで来た。
実データいつ回収できるか確認しなきゃ
文字修正のファックス来たけど、わかりづらいよ。電話で確認しなきゃなんないじゃん。校正記号くらい覚えてくれよ。
きゃーーー忘れてた。協力スタッフさんに、クレジットの名前確認しなきゃ
4時に電話取材だ。何聞くんだっけ?
取材したはいいけど、ここの文字数少ないな。なかなかまとまんないよ、もうっ
せっかく原稿できたのに、ファックスエラー出ちゃう。なんで~
ああ、クライアントの赤字回収またもれちゃったよ。もう1週間も遅れてんのに、もうっ。戻しは明日か
やばい、ハガキの赤字入れてない。デザイナーさんに怒られちゃう
ああ、なんだこのデザインは。意図が伝わってないのか、デザイナーさんが時間なくてとりあえず出してきたのかわかんないけど、早く修正の相談に行かなくちゃ
ああ、イラストレータさんがあげてくれたゲラのデータがない。イラストレータさん夜9時出社だ。それまでデザイン組みが遅れちゃう
初校があがってきたけど、写真がぼけてる?やばい、ポジ手元に来てるのに、渡すの忘れてた
あれ?ここの文章ダミーのままだな。資料来るって営業から聞いてたのに、確認しなきゃ
写真撮影お願いしてたのに、物は揃わないし、あるものだけ撮ってってお願いしたら、デジカメが出払ってて撮れないだと。なんで確認しといてくれないのよーーー。
うううううううう
首が回らない。
ああ、眠りたい。

営業からは、編集が何してるかわかんないとか、もっと早く出社してくださいとか
言われるけど、私を殺す気なのかしら
だんだん殺気立ってきた・・・・・・
[PR]
by y.asd_xxx | 2005-02-24 02:40 | とにかく走ってます!
終わらない
仕事が終わらない
ああ、終わらない
昨日も会社行ったのに終わらない
後一週間で全部責了とれるんだろうか?
まだ、ゲラがでていないページも入稿していないページもあるのに・・・

寝てても頭の中で終わらない仕事してるから、
今朝なんか4時に起きちゃっているのに・・・

前に一緒に仕事してた人から
別の仕事ももらったのに、
どうしよう・・・・

やるしかないか。そうだ、やるしかない。進むしかない。
タバコが増える。そして、胃が痛い。
[PR]
by y.asd_xxx | 2005-02-21 07:06 | とにかく走ってます!
運気が急激に下降気味。
立て続けに、撮影と取材が決まり、
ある企画の原稿回収も迫っていて、とにかく忙しかった。
アタフタアタフタ・・・
10分おきに、10ヶ所くらい電話かけまくる。
アタフタアタフタ・・・

突然、目の前に座っている方が話しかけてきた。
何かと思ったら、
「鼻歌、気になるんだけど!」と。
怖い顔で、しかられてしまった。

・・・・・・・。

「すみません」と言ってたばこを吸いに行くと、
自分がものすごく興奮していることに気づく。
焦って、空回りして、興奮している。
落ち着け、落ち着けとたばこを吸う。
ふぅーーー。

でも、鼻歌って格好悪いな。
無意識にやっていることも格好悪いし、鼻歌で怒られるのも格好悪いし、
ショックだった。ショック、大きかった。結構ダメージ大きかった。

営業さんが撮ってきた150点の写真セレクトに時間が費やされ、
結局、その他の仕事は終わらず、徹夜になった。

片付かない、進まないことにイライラしながら、
タバコの本数がどんどん増える。
いつしか、一人の寒いオフィスで、喫煙を吹かしていた。

明け方、もうろうとしながら帰宅。

少し横になって、シャワー浴びて午後出社すると、
今度はマネージャーがツカツカと来て、
「xxxさん、今朝、あなたの机の上に、灰皿があったんだけど!
 困ります!社長に見つかったら、怒られるじゃすみませんからね!
 気をつけてください」
また、怒られた。
立ち上がって、「すみません」謝罪。

ああ、踏んだり蹴ったりだ。
マイナスにマイナスに作用しているな。なんでかな。あああ落ち込むな。
そんな場合じゃなく、どんどん仕事こなさなきゃなんないはずなのに・・・。(涙)
[PR]
by y.asd_xxx | 2005-01-29 00:54 | とにかく走ってます!
なかなか前に進みません。
とにかく走ってます。でも、なかなか前に進みません。

編集の仕事5年もやってるけど、私ってつくづく狭い世界にしかいなかったんだなと実感する毎日。ビジュアル系のものにめっぽう弱いことを痛感する。

人の写真は自分でもいっぱい撮ったけど、
モデル撮影なんかしたことないし、
何を確認しなきゃいけないか、普通はどんなカットが必要か、
全然わかってなくて、同僚に聞いてばっかり。

インテリアの企画で、一級建築士に話が聞けそうと言われても、
「一級建築士って何してる人?どんな質問したらいいの?
 ええっと、設計する人だよね。家具の配置は?」
「それはインテリアコーディネーターの仕事」
情けない。

みんなに甘えてばっかり。
ん・・・・・どうしよう。
[PR]
by y.asd_xxx | 2005-01-26 02:26 | とにかく走ってます!
校了は甘くない
新年初仕事。
普段は、ラフな格好の多い職場でもさすがに新年1発目ということで
ジャケット姿も。

私たち編集部はというと、最終データを出力し、さっさと校了させたいのだけど、
出力しようとしたら、このPCにはフォントが入っていない、
複数のデザイナーさんが作っているので、ノンブル脇の柱が抜けている、
クオークの設定のせいで、罫線がきちんと表示されない、文字詰めが変わっている、
出力のほうから、「このページCMYK以外の色が使われているけど、特色使うの?」と指摘され、すべてCMYKに変換したり、
なかなか校了できない。
しかも、年明けということでみんな一斉にプリンターを使うので、
なかなか出力も順番待ち状態。

同時に、創刊まで待てない営業向けに校了紙の出力で束見本を10部作らないといけないから、何百枚も出力しては切って貼る作業。筋肉痛になるほど切って、切って、切りまくった。

いつしか12時を回り、初日から終電となった。
今年はあんまり徹夜しないようにしたいな。
[PR]
by y.asd_xxx | 2005-01-05 23:59 | とにかく走ってます!
今年一年よく走ったな
会社は、昨日で仕事納め。
しかし、こちらの戻しが遅くなったせいで、
デザイナーさんからのデータの引き上げが今日にまでずれ込んでしまった。
東京で見る雪は久しぶりだ。おおきなぼたん雪が、傘に積もる。
今年は暖冬だったから、まだ手袋することもなかったけど、
今日ばかりは手袋なしでは、指がかじかんで動かなくなる。

デザイナーさんを待つ間、会社で一人年賀状書きに明け暮れる。
入ったばかりの会社なので、私自身関わった人がそんなにいるわけはないのだが、
特集で取材した二十数箇所に年賀状を書いた。
誌面に掲載された住所を見ながら、年賀状を書き、
郵便番号をネットで調べると、3箇所住所が間違っていることが発覚した。
原因は、市町村合併による町名変更だ。
電話確認もしたはずなのに、住民にとっては市町村合併なんて、
お役人が勝手にやっていることくらいにしか思っていないんだろう。
まったく。
引き上げるデータも直さなきゃ。

午後2時ころ、デザイナーさんから連絡が入り、データを引き上げる。
出力は、すべて内トンボで赤線を引き、ページ数と「責了」を書き入れ、折ごとにまとめる。
そして、MOをデータベースにコピーする。そうだ、住所の修正もしなくちゃ。
これが驚くほど時間がかかった。
あたりはすっかり薄暗くなり、積もるだろうと思った雪もいつの間にか止んでいた。

夕方出社してきた友人と立ち食い蕎麦屋で、そばをすすり、今年の仕事も終了。
今年も一年おつかれさまでした。
[PR]
by y.asd_xxx | 2004-12-29 22:00 | とにかく走ってます!
疲れた・疲れた
金曜日 翌朝5時半に会社を出た。
土曜日 夕方行って、終電で帰った。
日曜日 夕方行って、結局徹夜になった。
でも、途中から引き継いだ「特集」がやっとなんとか形になりそうだ。
引き継がれる前の予定に比べて、10日遅れの入稿だった。

なんでかというと、
発注した相手も悪かったし、担当させた内部の子もダメだったから。
発注した編プロさんは、
・アポに時間どおり来たことがない。
・約束をすぐ忘れる。
・すぐ逆切れする。
・こちらのお願いを聞かない。
・あがってきたものがいい加減。
どんなにスケジュールに甘くても、限度があると思う。
ここは私が今まで一緒に仕事してきた中で一番ルーズだった。
そして、どんなにルーズでも上がりが完璧なら文句は言わない。実際、必ずといっていいほど遅れるけど、いい原稿上げてくれるライターさんはいた。
でも、ここはとにかくひどかった。
うちにチェックさせてくれってお願いしても、時間ギリギリになっても来ず、前任者は、仕方なくデザイナーさんに直接入れてもらうよう指示。でも、写真の指定が間違っていたり、写真が解像度が足りなかったりで、デザイナーさんからもクレーム。
チェックしてみたら、まあひどい。これはデザイナーさんも怒るの無理ないわと思った。
・写真なんて素人みたいに、同じアングルばかりだし、人物なんか証明写真のようなショットだかり。おまけにセレクトせずにすべて納品。
・センスがないのか、選ぶ写真が変。
・クオリティチェックもしていない。印刷に耐えられない、ホームページの画像をそのままいっぱい入れてくる(ちゃんと許可を取っているのかも心配・・・)
・文章は文字数なんかお構いなし。だって、何度言ってもラフが一番最後にあがってくるくらいだから、文字数を考えるなんて、はなっから頭にないらしい。
・表記ルールを渡しても、何一つ守ってくれていない。
・複数のライターさんが書いていて、文体がバラバラのまま。
・誤字脱字というより、内容に間違いが多い。
・構成がおかしい。
・いきなり専門用語が出てきて、その言葉の説明もない。
・ページの中で2つの場所についてのタイトルが入っており、2箇所の写真があるのに、本文では1箇所についてしか触れなれていない。
・クライアントのホームページの文章がそのまま入っている。
・生原稿で先にクライアントのチェックをしたらしく、クライアント原稿、つまりいきなり一人称の文章が、取材表現の文章と混在している。

すると、どうなるか?

・まず、ラフを書き直す。
・文字数、写真サイズを決める。
・写真を全部見て、他によいのはないか確認して、
 サイズ、解像度をチェックして、出力して、画像名と合判を振りなおす。
・事実確認のため、情報を片っ端から調べなおす。
・タイトル・リード・小見出し・本文をリライト。
それが3日かかりだった。
使用できない写真の再手配と、調べてもわからない部分のりライトを、編プロさんにフィードバック。まだまだ、終わっていないのに、編プロさんからは、
「いつ、文字校正になりますか?」とメール。
おいおい、文字校正言う前に、
入れるって言ったものをまず雁首揃えて入れてから言ってくれよ。

ああ、あまりにおかしかったので思いっきり修正したことを、
編プロさんが逆切れしないようにどう言おう。いつ言おう。
ふ~。ため息がでる。

なんで、どこに行っても徹夜するほど仕事ってあるんだろう。世の中、編集不足なのかな。
[PR]
by y.asd_xxx | 2004-12-15 08:06 | とにかく走ってます!
友人と一緒に働くこと
彼女との出会いは衝撃的だった。

リストラされて1ヶ月後、出版社ではなかったけど、
社内報や会社案内や社史を担当していたことがきっかけで入った出版社。
「大学案内」の媒体を作るのに20人近くの女の子が集められた。
チーム分けされ、2日間社員からレクチャー。
その後、ロープレをし、担当を割り振られる。

集められた子は、ベテランの編集者から、出版社でバイト経験しかない子、
そして、私のようなほとんど未経験の子までいた。

彼女は、1つ年上で、私のとなりの席になった。
初めてみんなで飲みに行ったとき、彼女は急性アルコール中毒で病院に担ぎ込まれた。
彼女が置いていったかばんを私が持っていたので、
彼女の実家に電話し、お母さんに事情を説明して、
翌日復活した彼女にかばんを渡し、かわりにケーキをおごってもらった。
おもしろい子だと思った。
そしてそれをきっかけに仲良くなった。

私と彼女は、右も左もわからず、こっそり相談したり、
目の前に座っているベテランの姉さんや社員さんに、
専門用語の意味やら、道具の使い方やら、校正記号の書き方やらを
その都度聞いたりして、手探りしながら必死にやっていた。

私たちは自然と5人くらい固まっていっつも飲んでいろんな話をした。
仕事に慣れてきたころ、ベテランの姉さんが、
「ここの仕事は編集じゃないから、もうやりたくないね」
と言った。私は、そうなんだと思うしかなかった。
そのときの私には、編集の仕事がどんな仕事なのかわからず、その言葉に共感もできなければ、判断できなかった。
そのとき、自分は何もわかっていないんだと自覚させられたと同時に、
もっともっと勉強して、「そうだね」とか「そうじゃない」とか言いたいとすごく思った。
後に、となりの彼女も姉さんのこの言葉が衝撃的だったと言っていた。

3ヵ月後、媒体は無事入稿され、私たちは仕事がなくなった。
彼女は次を探すために辞めていった。
私は、もう一媒体を継続してやることになり、もう3ヶ月いて辞めた。

彼女とはたった3ヶ月しか一緒に働いていないのに、
密な時間を過ごしたからか、気が合ったからか、その後もちょくちょく会っては、
ご飯を食べたり、飲みに行ったり、クラブに行ったり、旅に行ったりした。
そして、5年の歳月が過ぎ、
お互いいくつかの媒体で、いろんなことを経験した。

私が突然の休刊で、仕事探してんだと言ったら、
彼女から「一緒に仕事をしない?」と誘われた。

どんな職場でどんな媒体か3時間くらい切々と語ってくれ、真剣に聞いた。
でも、一番の不安は、彼女と一緒に働くことだった。
同じ編集者として、飲んで話す分には共感できることが多かったけど、
全く異なるジャンルの媒体を手がけてきて、
もちろん現場現場で求められる仕事も違う。
「そんなこともわかんないの!思ってたより、使えないじゃん!」
なんて思われるのが、怖かった。
自分のできることを存分に発揮すればそれでいいことはわかっているんだけど、
自分の能力を品定めされることに内心ものすごくびびった。
もし、期待よりできなかったら、その後、彼女との関係がどうなってしまうんだろうと。

でも、一緒に働くことを決めた。

一緒に働き始めてみて、5年前のとなりに彼女がいる感覚がよみがえってくる。
ボケと突込みが復活。すぐに溶け込めた。

2日目のこと--
彼女と飲みに行った。
彼女は、
「本当に来てくれてうれしい。正直言って、全然畑が違う媒体やってきたから、
 一緒に仕事したら、『なんだ、こんなこともできないの』って思われるかなって。
 でも、それでもいいと思ったんだよね。
 実際、来てもらって自分にないもの持ってるから、すごく助かる」
と言ってくれた。なんだ、同じこと思ってたんだ。
それがわかったら、少し気が楽にあった。

一緒にいいものを作っていきたいと素直に思えた。 
[PR]
by y.asd_xxx | 2004-12-05 00:58 | とにかく走ってます!