カテゴリ:ふと思うこと( 23 )
お世話になったデザイナーさんとの再会
その日に回る代理店さんは、たまたま
以前、働いていた会社で一緒にお仕事していたデザイナーさんの事務所の近くだった。
転職後のご挨拶がてら、連絡してみると、快く会っていただけるとのこと。
代理店さんとの打ち合わせを終え、11時半ころその事務所に向かった。

かつて一緒にお仕事したデザイナーさんは、笑顔で迎えてくれた。
この方には、本当に、無理難題をいつもお願いして、いっぱいいっぱい助けてもらった。
そして、いい作品をいっぱい一緒に作っていただいていた。
一週間、通いつめて、時間のない中、作ったものもあった。
いっぱいアイデアもらったのに、私の力不足で、活かせなかったものもあった。
本当に、たくさん教わったデザイナーさんなのだ。

今の職場で、私の担当は1つの媒体だけなので、
デザイナーさんに発注することは少なく、
なおかつお付き合いの長い、固定のデザイナーさんがいらっしゃるので、
私がお世話になったデザイナーさんにお仕事をお願いすることは、皆無に近い。
でも、これからどこでどんな仕事をするかわからないし、
そのうち、一緒にお仕事できるチャンスがあるかもしれない。
そんなチャンスがあれば、ぜひ一緒にお仕事したいから、会いに来たのだ。

「今、ここにいるんです」と名刺を差し出し、できたばかりの媒体を見せた。
デザイナーさんは、「へ~」と言いながら、媒体をペラペラめくり、うれしいほどじっくりその中身を見てくれた。
私が「ほら、ここに私の名前も入ってるでしょ」と奥付を示すと、
デザイナーさんは、「えっ、これを作ってるの?大変じゃん」と。
名刺を見て、編集じゃないところで働いていると勘違いしていたようだった。
私が編集を担当したというと、さらにじっくり見てくれ、「これ、もらってもいいですか?」と。
うれしかった。
私は「もちろん!そのつもりで持ってきたんですから。ぜひ皆さんで使ってください」と言った。
すると、「そうだよな。使ってもらわなきゃだめなんだよな。でも、おもしろそうだね」と。
私はこう答えた。「ええ、これまで硬い分野が多かったので、今の現場は楽しいですよ」

私が突然、前の会社を辞めた理由についてきちんとお話し、今も元気でやっていますということを話していると、デザイナーさんはふむふむと聞いてくれた。そして、他愛もない話を続けながら、お昼をおごっていただき、またお会いすることを約束した。

今の自分が、こうしていられることに感謝し、
そしてこれからの自分を支えていくためにも、大切な人との関わりを、私は大切にしていきたいと思った。
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by y.asd_xxx | 2004-07-26 02:35 | ふと思うこと
過酷オフィスバトル ファイト!(編集vsSE)
私(編集)ととなりの席の元SEの会話です。

編集「いやー、休日があるって幸せ。
   私なんて、去年は終電で帰ると上司に『今日早いね』って言われるし、
   土日休んだ記憶がないですもん」

SE「私もそうでした。そうでした」

編集「私の会社、体壊しちゃう人多くて」

SE「はいはい、私の前の会社もみんなボロボロでしたよ」

編集「女の子は、婦人科系が多くて、生理が止まっちゃったり、
    逆に止まらなくなっちゃったり…」

SE「はいはい。そうでした。そうでした」

編集「胃潰瘍なんかゴロゴロいたし、十二指腸潰瘍とか、大腸炎とか、
    あとハゲちゃう人とか」

SE「いました。いました。
   地方に出向になって、帰ってきたら、髪がなかった人いましたもん。
   きゃはは・・・」

編集「ははは。
   あと、うちは奇病系が多くて。
   メニエル病とか」
   (※主な症状は朝、めまいがする。だから会社ではサボっているとしか思われず、かわいそうだった)

SE「はいはい」

編集「クローン病とか」
    (※小腸の病気。症状が安定せず、社会生活が厳しくなることも。まだあまり知られていないので、病院でもなかなかわからず、彼も病院をたらいまわしにされてたな)

SE「はいはい」

編集「よく、こんな奇病知ってますね」

SE「ええ、メニエル病に関しては、私、なる一歩手前って宣告されましたもん」

編集「はは(失笑)、もうできないですよね、あんな生活。
   やっぱり、無理せずゆったり仕事はしないとね」

バトルは引き分けかな。

昨日は、会社帰り若い子達と後楽園に行った。
若い子たちはジェットコースターに乗ってはしゃぎ、私と元SEは、ジェットコースターは勘弁させてもらって、餃子屋で席取り。というか先に飲ませてもらってた。
こういう時間が送れるなんて、幸せなんだろう。以前なら考えられないと思いながら、幸せを満喫した。
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by y.asd_xxx | 2004-07-18 02:20 | ふと思うこと
自虐的な編集者コメント
ウェブに毎日更新される「編集者の一言コメント」があり、その原稿を20本頼まれた。
季節感を出してみたり、いろんなジャンルに触れてみたり、私なりにがんばって編集長に提出。
こういう何気ない文章ほど書く人によって個性が出るもので、
編集長の感想はというと、
「君の文章は自虐的なものが多いよ。泣けてくる・・・」だった。

他人の幸せネタ読んで、自分も幸せを感じるなんて、そんなハッピーな読者、結婚情報のウェブじゃあるまいし、私的にありえない。
それより、小不幸くらいのネタで、「わかる、わかる」って共感得られたり、「ふっ、この人かわいそう。この人よりちょっと幸せかも」と失笑を狙うくらいのほうが断然いいと思うんだけどな。
こんな、明るい未来が来るかどうかもわからない世の中で、みんな賢く、逞しく、そしていろんなことを乗り越えて生きてるんだから。

まあ、どの文章が採用させるかは編集長に任せるとして、
私が決して暗い人間でも、自虐的でもなく(多少、あるかもしれないけど)この手の文章にはこういうのがいいだろうという私の狙いがある文章だということを、編集長にぜひわかってもらいたいな。
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by y.asd_xxx | 2004-07-16 03:27 | ふと思うこと
ゴールデン街
仕事で新宿に行ったとき、「新宿Walking」たる媒体を見つけた。
思わず手にとってしまったのには訳があった。
特集が「新宿花園ゴールデン街」

紹介されている店はどれもディープで、
映画「スワロウテイル」をイメージした店、
フィギュアだらけの店、
松田優作フリークのマスターのいる店、
マスターはリーゼント、店内は永ちゃんのポスターで、とってもロカビリーな店、
ドクロづくしの店
などなどだ。

詳しくは、ゴールデン街HP→http://www.goldengai.net


過去に編集の先輩である仲良しのおじさんに連れられていったことがあったが、
雰囲気に圧倒されて、
あと、ここから帰れるのか心配で、
固まってしまって、ろくに話もできなかった記憶が。

私も、いい年になってきたので、友達誘って、行ってみますか。
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by y.asd_xxx | 2004-07-13 01:18 | ふと思うこと
やっぱり紙が好き
上半期が終了した。
今日が何曜日なのか
今が朝なのか、夜なのか、
昨日何をしたか、
考える間もなく、ひたすら校了に向けて動かされていた日々から開放され、
今は、納品を待つばかり。

昨日、6月の出勤簿を上司に提出した。
1日を除いて、皆勤賞だった。もちろん、土日も含めて。
だから、今日は代休をもらった。

せっかくの代休なのに、ひたすら寝て過ごした。

前の会社にいたら、代休なんて考えられなかった。
なぜなら1人の編集が、多くの媒体やウェブ、チラシ、封筒、ポスター、企画書やら何でもやっていたから。
一緒に仕事していた編集の一人が言っていた。
「1つの媒体が終わっても、達成感や満足感を味わう暇もなく、次の媒体が動き出す。俺、こういう仕事嫌だな」

私が編集の仕事をしたいと思ったのは、
本が納品という「終わり」のある仕事だから。
そして、自分の仕事がカタチに残るから。
だから、私は紙が好きなのだ。

同僚から、こんなことを言われた。
彼女は元紙媒体の編集だ。
「おつかれ。大変そうだったけど、終わってよかったね。
 いや~、私だったらできないよ。
 xxxさん、すごいよ。えらいよ。
 でも、思うんだ。
 xxxさんたちみたいに、一気に忙しさが来て、一気に落ち着く仕事と
 私たちウェブチームみたいに、毎週毎週納品があって、小さな波が続くのと
 どっちがいいんだろうって」

私は、「嗚呼、終わった~!!!!」って思える紙がいいな。
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by y.asd_xxx | 2004-07-02 01:00 | ふと思うこと
自分から学ぶ人間 教えられて学ぶ人間 
昨日の25歳のアルバイトの子の話を女性の上司と同僚に話した。
彼女、悩んでるみたい。
だから、私が教えてあげたいと思う。

女性の上司は言った。
「彼女には、これまでもケアしてきたの。
 でも、私が冷たいのかもしれないけど、
 能力もやる気もない子は私はいらないと思ってる。
 どちらかがあれば、チャンスを与えようと思うけど、
 彼女にはガッツがないと思う。

 私は、最初印刷会社に入って、ぽんと印刷ガイドブック渡されて、
 必死で勉強したもの。
 何をしたかわからないなんて悩まなかった」

私は反論した。
「でもね、彼女はこう言ってた。
 これはダメ、あれはダメって言われると、言われたこと意外までダメなんじゃないかって不安になる。そしてどんどんわからなくなるって。
 彼女の上司は言い方がきつくて、一度彼女を泣かせてしまったらしいんですよね。
 だから、彼女自身も萎縮して何も聞けなくなってしまって、
 (男の)上司も彼女をまた泣かせてしまったらどうしようとビクビクして言わなくなってしまったんじゃないかと思う。
 結局、わからないことをわからないままだから、先に進まないし、知識もスキルも付かないんだと思う。
 だから、できる限り私は教えてあげたい。
 だって、私も25くらいのときは、
 編集の仕事ってなんだろう、
 自分はこの仕事が本当に好きなのかな、
 そもそもこの仕事向いてるのかなって不安でいっぱいだった。
 ただ、彼女と違うのは、
 不安だからいつもああでもない、こうでもないって友達と話しながら、
 朝まで飲んでたことくらい」

すると、となりで黙って聞いていた同僚も一言意見をくれた。
「私も悩まなかったな。
 私は、いっつもけんかしてたな。昔からけんかしてた」

自分から学べる人間は、自分でそのチャンスをつかもうとするし、
努力を惜しまないし、
できることを必死でやるし、
結果を出そうとする。

でも、何をしたらいいのかわからない、教えてあげなきゃ自分から学べない人間は多いと思う。そして、それは能力が低い人間ととらえちゃいけないと思っている。
教えてみて、教え甲斐がなければ、いつまでたっても結果がでなれば、
見切るべきだと思うけど、
教えることで成長できる人間は多いと思う。

見切ってばかりいても、そんなレベルの高い人間なんでゴロゴロいるわけじゃないんあだから、育てることをしなくてどうするというのが私の考えだ。

「優しいのね」
と言われるが、決してそうじゃない。
もちろん、愛すべき上司からたくさん教えられたからと、自分も後輩に教えたいとも思う。でも、そえよりもむしろ強いのは、たくさんの後輩をつぶしたから。
会社に来られなくなった子もいた。
泣き出して会社飛び出した子もいた。
体壊して入院した子もいた。
「人を育てる」っていうのは、たくさんつぶしてしまったからこそ、出てきた発想だ。
自分が教えられるだけ、応援できるだけにならなきゃ、
この子をつぶしてしまう。
この子たちが輝ける場所はほかにあるかもしれないけど、
わたしがうれしいと思えること、楽しいと思えること、
この子たちにも味わせてあげたい。
そしたらもっと成長できるんじゃないかって
期待を超えてくれるんじゃないか、
そんな可能性持ってるんじゃないかって、
いいところ伸ばしてあげたいって思う。

自分の業務内容に「教育」って一言入るだけで、
一気に仕事量が倍になることを意味する。
それでもやるだけの価値があることだと思う。
いつか、よきパートナーとして、相談できる、アイデアをくれる、情報をくれる相手を1人でも多く作りたい。
いつかそういう環境で仕事がしたい。
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by y.asd_xxx | 2004-06-11 03:54 | ふと思うこと
25歳の見えない未来
今日、会社に残っていたのは、25歳のアルバイトの子と私だけだった。
彼女も1人暮らしだというので、ご飯に誘った。

彼女はこの会社に3年バイトで働き、一度編プロに出て、またこの会社に戻ってきた。
言っちゃ悪いが、長くいるにしては、知識がなさ過ぎるし、仕事にむらがありすぎると思っていた。
たぶん、誰も教育してあげなかったんだと思うけど、
迷いながら仕事をしてる気がした。
彼女は何がしたいんだろう、
彼女は今の仕事が楽しいんだろうか、
彼女は何を考えているのだろうか、
すごく聞きたいと思っていたので、絶好のチャンスだった。

彼女は答えた。
自分が何がしたいかわからないんです。
そのことを不安に思うわけじゃないけど、すごく迷っていて今すごくつらいんです。
月に一度、富山の実家に帰るんだけど、
実は先週も帰ったんですけど、
このままこっちでがんばるか、実家に帰ってのんびりしようかとも思うんです。
今の仕事が嫌いとか苦痛とかいうわけじゃにけど、好きかもわからない。
だから、中途半端で、迷いながらで、
いいや、後は上の人に判断してもらえばと思っちゃうんです。
自分の意見がないんです。

彼女にこう言った。
それじゃつまんないでしょ。
あなたの意見がなければ、あなたの仕事がカタチに残らないよ。
あなたがどう考えたか、私に聞かせて。
そしたら、いい、悪いってわかる範囲で答えてあげる。教えてあげる。
自分の意見に自信が持てるようにしてあげる。
ここにずっといる必要はないし、
媒体に思い入れが見出せなければやめればいいと思う。
でも、ここまでは自分に任せてっていうものを吸収しなきゃ、どこに行ってもその程度の仕事しかできないよ。
私だって、25歳のとき、編集って何かもわからないし、自分が選んだ道に迷いもいっぱいあったし、不安でいっぱいだった。不安を紛らわすために、友達と「私がんばってるよね。こういうことが楽しいんだ。こういうのが不満なんだ」って言いながら、朝まで飲み明かしてたよ。振り返ってこういうこと吸収してきた、今はこれができるなんて言えるのは、修羅場をいっぱい経験してきて、これから何がやりたいまで言えるようになったのは、本当にごく最近だよ。
趣味でも仕事でもいいから、少しでもやりたいと思ったらやってみな。
でも、何年かしたら、これは趣味ですること、仕事として追求してくことって結論出したほうがいいと思うけど。今はとにかくやってみること。
やりたいことがみつからなかったら、目の前にあるものを精一杯やってみること。
編集の仕事って、結構おもしろいよ。

彼女の不安はぬぐいされないけど、ただ一緒にがんばってみよう、力になるし、応援するから、センスあると思うよ、って伝えたかった。

自分が不安で不安で、逃げ出したくなりそうな25歳だったように、
彼女も悩んでいる。
彼女の声をいっぱい聞いてあげよう。
彼女の意見をいっぱい言わせてみよう。
彼女と一緒に考えよう。
そして、彼女と一緒に納品をよろこべる媒体を作りたい。
そう思った。
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by y.asd_xxx | 2004-06-10 01:59 | ふと思うこと
編集長はいいひと
私の上司、すなわち編集長は、38歳。
趣味はサーフィン、スノボー。
この間の休日もビラボーンのTシャツ着てました。
もともと、営業とかやってたみたいなんだけど、10万部発行のムック本とかの副編集長を経て、今に至る。

彼は、仕事の根回しがあんまりうまくないし、スケジュール観念も「なんとかなる」と思っているタイプ、仕事の振り分けとか教育とかうまくないからマネージメントは得意じゃないけど、編集の仕事大好きだし、憎めないいい人だ。

この間も休日、創刊号の街頭配布をチェックしてたり、
都内の新しいスポット、六本木ヒルズとか、日本橋のコレドとかへ、仕事に絡むこともあって足を運ぶし、興味を持つ。というより、新しいスポットに行って楽しんでる。
楽しむ人が媒体を作ると楽しいものが作れると思うので、そんな彼が私は好きだ。

仕事中は、ずっとPC見てて、何してんだろうと思うことあるけど、
会議の発言とか聞いてると、たくさんの情報・知識を持っている。
普段からいろんなことに興味を持って、吸収しようとしているので、私は尊敬する。
聞かなきゃ出てこないけど、聞くとどんどん資料とか持ってる。

会議資料作ったり、自分の意見を通す手段とか、うまくないなと思うけど、
この間、会議で、入ったばかりのこの私に発言のチャンスを作ってくれた。
私は、たまたま関連のデータを分析して、編集長に報告していたのだ。
報告した内容を自分で言えば、自分の株が上がったかもしれないのに、
私に振ってくれたのが、うれしかった。
私を信用してくれてんだ、私のこと考えてくれてんだと、うれしかった。

昨日、深夜残業しているとき、アルバイトの子の問題点・課題について相談したら、
「教育してやってくれ」と言われた。
やった!と思った。
過去にアルバイトの1人に、いっぱい赤字を入れて泣かしてしまったと話す編集長。
たぶん、それから、言いにくくなってしまったんだろう。
私が彼女たちと使い物になるように、育てようじゃないか!
任せてくれて、ありがとう。

彼は本当に、プレイヤーで、自分でやりたがる。
デザイナーさんに任させればいいのにと思うことも、
コストの関係か、デザイナーのレベルの問題か、会社のやり方か、
それとも自分がやりたいだけか、それはわからないけど、
自分でやりたがる。
ここを1ミリずらして、ここが揃ってないと気持ち悪い。
こんなに角丸が多いのがしっくりこない。
いや、あんまりいろんなフォントが混在するのは美しくない。
罫の太さは揃えたほうがいいんだ。
こんな、訳わかんない文章読んでると頭来る!
「そんな~、怒らないでくださいよ~」と言ったら、次の瞬間帰っていた、ってくらい
大人気ないけど、
でも、こんな彼なりのこだわり、私は嫌いじゃない。

自分ができること、力になれること、がんばりますから、これからもよろしくね、
編集長!
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by y.asd_xxx | 2004-06-10 01:12 | ふと思うこと
“元気な”サロンって、おかしい?
ヘアサロンに付けられた修飾語、“元気な”について、
編集部の校閲でチェックが入った。
私には、その意図が納得いかず、これを読んでくれた方のご意見を伺いたい。

私がクライアントだったら……
サロンのコンセプトに“元気なサロン”と掲げることはあるだろう。
街頭店舗は、オープンしたばかりの店舗だった。
ということは、
店舗自体初々しく、フレッシュだし、ピカピカだし、明るいし、
もちろんスタッフも若々しいし、場所の若い人が集まる立地だし、
そう考えると、“元気な”サロンというのは、事実として間違いでないと思われる。

私がライターだったら……
店舗について、明るくポップなインテリアだったら、
“元気な”イメージを持つだろう。
若い顧客ターゲットを狙っているなんて話を取材で聞いたとしたら、
“元気な”という単語を使いたいと思うかもしれない。
スタッフが挨拶とか元気だったら、
店全体について、“元気な”店と表現するかもしれない。

よって、私は“元気なサロン”という表現について、ありだと思う。

会社で3年以上アルバイトをしている子は、
「“元気な”サロンって意味わからないですよね。」と言って、
元気なを削除する赤字を入れた。

私は彼女の赤字を消し、
編集長に出した。

すると、編集長は、
「“元気な”サロンの根拠がわからない。」と言って、
サロンではなく、スタッフが“元気な”という表現に変更した。

校閲とは、
単に支給された原稿どおり入力されているかチェックする校正と異なり、
文章として意味がわからない、あるいは誤解を招くことなど
明らかにおかしな部分を修正すること。
それに当てはまると言うのだろうか?

媒体の表記ルール上、
課題表現を避ける、
たとえば「ナンバーワン表記」なんかは、
根拠なく、ナンバーワンと載せることは、
事実と異なること媒体が承認し、読者を惑われるとして、
媒体の信用性・レベルを下げることになる。
だから、載せてはいけないことになっている。
それに、当たるとも考えにくい。

だいたい、フォーマット媒体を作っていると、表現の幅が狭まってしまうことが
ありがちだが、私はどのページ開いても同じような表現しかないようなそんなつまらない媒体にはしたくない。だから、いろんな表現があってもいいと思う。

みなさん、どう思いますか?
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by y.asd_xxx | 2004-06-08 00:00 | ふと思うこと
制作会社は心配性
入社したての私に、一日、何回も制作会社から電話がかかってくる。
その対応が、正直、大変だったりするけど、それはうれしいことだ。

制作会社が、
1つ1つ確認してきてくれるのは、
細かいルールを決めて欲しいって言ってくれるのは、
媒体づくりに足りない点を指摘してくれている、発信しているということ。
だから、本当にうれしいことだ。
本来なら、自分が気づかなきゃいけないこと。

制作会社の迷いをなくして、作業をスムーズにしてあげること、
そして、本来目指す仕事をしてもらう、力を発揮してもらうフィールドを作ること、
それが私の仕事。

それは、制作会社に限ったことではない。
デザイナーさんにしても、ライターさんにしても、出した作品で自分の仕事を評価される。発注する側の責任も多い。

かつての上司は、
「個性を引き出してやること、やったことないことに挑戦させることが大事なんだ。
 それを一緒に考えて、全く新しい作品が生み出せたとき、
 その人も自分自身も成長できるんだ」
というようなことをいつも教えてくれた。
彼は、発注したら最後まで責任を取った。
発注した制作会社にはちょっとレベルが高すぎる仕事だったと思ったら、自分ができる限りフォローするという覚悟がいつもできていたように思う。

私は彼を尊敬する。
会社ではなく、彼の仕事だから引き受けるという制作会社もあった。
自分もそういう人になりたいと思った。

新しい媒体はおもしろい。
何がいい、悪いを考えられる
何をすればともっとよくなるか、考えられる
未熟な媒体だからこそ、携わる人みんなからいろんな意見が出る
自分の意見も取り入れてもらえる
そして、どんどん自分たちで決められる
作業中に疑問がわけば、新しくルールを作ればいい
「この媒体はこういうもの」なんて、常識がないから、がんばれる

どんな媒体に育つか、読者はどんな反応を示すかは、
私たちにかかっている。
そう思うと、まだまだ私にできることがいっぱいある気がする。
そして、社内、社外を問わず、いいアイデアはどんどん取り入れて、いい媒体にしていきたいな。
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by y.asd_xxx | 2004-05-31 22:18 | ふと思うこと