編集者にとって、派遣という働き方
一昔前といっても二年前だが、
ひとたび派遣会社に登録すれば、紹介の電話がひっきりなしで、
うんざりするほどだったのに、時代はすっかり変わっていた。

今や完全な買い手市場。
派遣会社に登録しても、その意味は単なるデータベースに入るだけ。
仕事は自分から探してその派遣会社に紹介してもらうような状態がほとんど。
おかげで、マスコミ系に強いところから、
小さなところまで登録する羽目に。

ここでなぜ私が派遣会社を利用するのか説明しておきたい。

編集の仕事は、専門職。
しかし、時間も不規則なら収入も仕事のわりに高くはない。
一度、社員になったらぼろ雑巾のように働かされる。
でも、そこまで打ち込める仕事であり、媒体からこそ、続くのだ。
 その媒体を育てたい。
 この仕事は好きだし、自分が成長できる。
 一緒に同じ目標でがんばる仲間がいる。
 この媒体が発信する情報で、社会を変えたい。
そうしたモチベーションこそが、原動力になっているのだと私は思う。

しかし、どの仕事でも同じことだが、
組織の中で、自分の抱いているモチベーションが維持できなくなることがある。
「……納得いかない」
「何のためにここまでやってるの」
そう感じ始めたら、モチベーションは一気に減少の一途をたどる。
目標を失い、自分がやっていることの意味を見失う。

そこで、スキルや目標にあわせて、
仕事内容と給料が派遣会社を通してきちんと交渉できる派遣というシステムは、
1つの手段として私はありだと思う。

会社員と異なり、雑用までやらされることはNO!と言えるし、
それが評価にひびいたりもしない。
そして何よりさまざまな媒体に出会えるチャンスがある。

最近は、雑誌も減っているし、編集部も外注化の傾向にある。
賃貸住宅ニュース社も大幅な人員削減で、社員は1編集部1人か2人。
後は派遣社員で回しているという。
役所系の媒体も、お役人は出すことしか考えていない。
てこ入れする余地がある媒体はごろごろある。
現に、私も2年前派遣の身で、連載を立ち上げ、執筆も自分でやったし、
巻頭特集も取材からすべてやった。
編集仲間のなかには、派遣ながら編集長になっている人も。

ほら、なかなか捨てたモンじゃないでしょう。

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●ここで編集者を目指す方のために代表的な派遣会社を挙げてみよう。

[日経スタッフ]
日本経済新聞社母体の派遣会社。
校正など比較的地味で単調な仕事が多く、給料も高い仕事はあまりない。

[あとらす21]
もともとDTPを日本に導入した会社だけあって、マスコミ系に強い派遣会社。
しかも大手が多く、給料も比較的高い。
むろん、初回のヒアリングもかなり細かく、校正の経験ひとつとっても、
付け合せ校正、カンプ校正、色校正、英文構成など20項目くらいある。

[アデコ]
世界最大の人材総合派遣サービスと謳っているくらいなので、仕事の数が多く、
編集関連の仕事もある。
しかし、アデコとキャリアスタッフが合併したり、社名をまたアデコにしたりと
組織が追いついていないのか、サービスが低下ぎみ。

[スタッフサービス]
仕事は多いし給料は高い。しかしサービス評価はどこでも低い。
しかし、編集の仕事もなくはない。

[テンプスタッフクリエイティブ]
テンプスタッフの子会社で、編集の仕事はテンプスタッフよりもある。
しかし、まだまだできたての小さいな会社のため、仕事はさほど多くない。

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# by y.asd_xxx | 2004-05-06 02:24 | つれづれ
ロングバケーション突入(ブログデビュー)
前の会社を辞めてすでに1ヶ月半。
退職したてのころは、連日徹夜の毎日から開放され、やっと骨休みできると思ったが、
自分としてはすぐに転職するはずだった。

連日、同じことを話したり、面接で落とされたり、本命に焦点をあわせて、他を全部けったら、本命に落とされたり。

貯金も全くなかったから、バイトを始めたが、バイトまで面接で落とされる始末。
いい加減、イライラは募りだした。

何かしなければ。
自分は編集者なんだということを忘れてしまいそうになる。


おととい、悪い夢をみた。

自分の左手の薬指の第二関節に亀裂が入っている。しかも痛みはない。そして左右とも指先に無数の湿疹が現れ、病院に行こうとする。
病院は2つ。1つは、薄暗くて古い病院。もうひとつは新しくきれいな病院。
私はどうしても新しいほうの病院に行きたかった。
しかし、誰かと一緒に行くのだが、なかなかたどり着けない。
病院に行きたいのに、温泉に入ったり、温泉を出るとお寺のようなところに出たり。
しかし、商店街を抜けると、その先にあるという。
ある店の主人が言う。
「まっすぐ行って、松原団地のところを曲がるとあるよ」
その言葉をたよりにまっすぐ進むと、なぜかバスに乗っている。しかもバスは坂を下りている。
ちょうど坂を降りきったところで運転手さんに
「すいません。松原団地で降りるように言われたんですけど」
すると、バスはバス停でもないのに停めてくれ、私を降ろしてくれた。
下ってきてしまった坂を見上げると、そこは荒れた山道で、木々も枯れ果てていた。
そして、病院など影も形もない。
道のすぐ左側に一軒の電気屋があり、店員5人くらいがちょうど店の中に入っていった。
しかし、その店員たちは皆、障害を持っていた。ひとりは義足をはめている。
気にせず、坂を登ろうとするのだが、なぜか体が前に進まない。
圧力がかけられているように、どんなに力を入れても一向に進まないのだ。
そして、さっきの電気屋の店員に話しかけてみる。
「すいません。松原団地に行きたいんですけど」
すると、店員は、
「行かないほうがいい」と。
えっ、どうして?と思っていると、
今度は、左側にのびていた道がどんどん真っ青な海に飲み込まれ、水没していっている。
自分の近くまで道がなくなりそうになる。

そのとき、私は目を覚ました。
前日、眠れなくて3時まで一人でお酒を飲んでいたのがいけなかったのかな。
ひどく倦怠感を覚えていた。

夢は、そのときの自分の心理状態が現れるとよく言うが、
この夢は何を物語っているというのだ。

やはり、何かしなきゃ。

そうだ、何でもいいから何か書こう。
めちゃめちゃどん底に落ち込んだメールを送って、友達をなくすくらいなら、
ブログでも書こう。

それが、私のブログデビューへのきかっけだ。
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# by y.asd_xxx | 2004-05-06 01:50 | 日記