サプライズの誕生日パーティー
アシスタントの子が企画した「鍋パーティー」だと思っていた。
編集長のマンションに7人押しかけて、2つの鍋囲んで騒ぐのだと、疑わなかった。 だから、せっせと働いて、鍋のセッティングをしていた。 そしたらいきなり、ケーキが出てきた。 「happy birthday to you!」 私の誕生日を祝ってくれたのだ。30歳になるこの私を。 なんだ、リストラされるなんて落ち込んでる場合じゃないじゃん。 こんないい人たちの囲まれて、私幸せじゃない、と この上ない幸せを噛み締めていた。 マンションの表札には、 私が来たときには「鍋パーティー」と書かれていたのに、 いつの間にか「誕生日パーティー」に摩り代えられ、 写真なんか撮ったり、編集長がカクテル作ってくれたり、 Web担当の子がエレクトーン弾いてくれたり、 飲んで、騒いで、酔っ払った。 この時間が長く続けばいいのに…… このメンバーでもっと一緒にいいもの創りたかったのに…… と思いながら、時が過ぎるのが、眠ってしまうのがものすごくもったいない気がした。 でも、素敵な時間だった。みんな笑顔だった。それがうれしくてたまらなかった。
by y.asd_xxx
| 2004-11-13 12:00
| 感動・うれしい!
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